お仕事に関するコラム2018.03.02
子育てが一段落したら働こうと思っているお母さんへ
子どもが保育園や幼稚園に行ったり、小学校に上がったりすることをきっかけに、働くことを考えるお母さんは多いと思います。
来月から仕事を始めようと思って、今まさに仕事先を探しているお母さんもいるのではないでしょうか?
◆我が家の会話から
だいぶ前ですが、我が家の娘が面白いことを私に聞きました。
「お母さん、今の時代は夫婦共働きじゃないと暮らしていけないの?」
お友達が言っていたそうです。今の小学生はそんなこと考えているんですね。
と言うよりも、そのお友達のお母さんが言った言葉をそのまま話しただけなのでしょう。
実際に今の日本経済の中、大企業では賃金アップも期待できますが、
中小企業ではなかなか昇給が厳しい現実があります。
であるならば、お母さんが働くことで家計に少しでも余裕が出ればと考えるのも当然です。
ですが、本当に夫婦共働きでないと暮らしていけないのでしょうか?
働かなければと思う理由には、次の点があげられると思います。
○ 家計が毎月赤字だから
○ 仕事をすることが好き
○ 家の中のことをするのがあまり好きではない
○ 周りのお母さんがみんな働いているから
○ ご主人に働いて欲しいと言われているから
○ 今はなんとかやっていけるが、将来が不安だから
○ 欲しい物ややりたいことがたくさんあってお金がかかるから
その他にも色々な思いがあって「働かなければ」と感じていることでしょう。
しかし、
「働かなければ」が間違った価値観になっていることも少なくありません。
「働かなければ」と思っているお母さん、
一度どうしてそう思っているのか冷静に考えてみてください。
そこが明確になっていないのに、ただ闇雲に仕事先を探して働いたのでは
「やらされている」とか「仕方がないから働いている」
といった感覚が残ってしまうのではないでしょうか。
まずお母さんが働くことを前提に物事を考えるのではなく、
家族と自分自身の幸せについて土台となる部分から考えることが必要です。
お母さんはどうしても家族や子どものことを先に考えてしまいがちですが、
それと同じくらい・・・
いやそれ以上に自分のことを考えてもいいと思っています。
冷静に考えてみたら、働かなくてもいい場合だってあるはずです。
「家事が好き」「家の中のことをしていることが好き」という人が、
外に出て無理に働いたのでは、自分にとっても家族にとってもいい結果は生まれてきません。
そんな人は、「専業主婦」のスペシャリストになって、今ある収入の中でやりくりすることやご主人の居心地のいい空間をつくり、働きやすいようにサポートすることに専念したほうが、いい結果が生まれるかもしれません。
「仕事をする」=外で働く と言うわけではないですよね。
独身時代や、子育ての経験を活かして、自分の得意な分野や好きなことで起業するという方法もあります。
今の時代、母となって働く場合の選択種は多種多様です。
「働かなければ」ではなく「働きたい」と思ったら、
正規でもよし、パートでもよし、内職でもよし、起業するのもよしなのです。
家族の土台や核となるものをしっかり見極め、
もちろんお金は大切ですが、
それだけではない「何か」を見つけて欲しいと思っています。
働きたいと思ったら気軽に相談してくださいね。
私たちの知識と経験は、きっと働きたい、
そして働くお母さんのお役に立ちますよ。